犬は肉食獣の狼が先祖です。
もちろん、家畜化され、品種改良されておとなしくなりましたが。

犬は長い年月をかけて、変えられたとはいえ、
今でも立派な牙があります。

牙はすりつぶすための歯ではなく

牙はすりつぶすための歯ではなく、お肉を食いちぎるための歯です。

歯の形だけでなく、肉食動物である犬の消化器官は穀物を主食とする人間とは異なっています。

穀物が主食である人間は穀物を消化しやすいように、食べ物を砕き、すりつぶす歯の形をしており、
長い腸で穀物を消化し、栄養に変える力が備わっています。

穀物というのは、消化して栄養として体の中に取り入れるためには長い消化器官が必要なのです。

でも、犬は人間よりもずっと腸が短く、穀物を消化するのにさわしい形をしていません。

穀物が主食である人間がお肉を毎日たくさんたくさん食べたら、やがて病気になるように、
犬などの肉食動物が体に合わない穀物をたくさんたくさん食べていたら、やがて体が悲鳴を上げてしまいます。

だから、「飼い主さんと同じものを食べさせてあげよう」などという考えはかえって犬の体調を悪くしたりします。

犬は人間と違って肉食動物であるということを 決して忘れてはいけないのです。